辛いことってなぜか続いて重なって起きる時ってありますよね。
そんな時の考え方や、オススメの対処法をご紹介します。
まず自分を責めるのを今すぐ止める
このHPのキャッチフレーズでも言っていますが、セラピーは心の筋トレ!
そう、ジムで体を鍛えて筋肉が着くように、心にも”筋肉”を着けて強く、しなやかにすることが出来ます。
ジムも行き始めは、
「よし、今日も行くぞ!トレーニングするぞ!」
と、自分を励まし、モチベーションを高めて、トレーニングが生活の一部になるまで意識的に自分を持っていきますよね。
心を鍛えるにも、最初は「いつもの道じゃなくて、こっちの新しい道を通るぞ」と意思の力を使って、意識的に意思決定をする必要はあります。
でも、それを繰り返していくと、自分が変わり始め、環境が変わり始め、気づいた時には全然違った視点から人生を見れるようになっているのに気がつきます。
心にも筋肉がついて、強くなっているのを感じられるようになります。
例えば、辛い事が重なる時にやりがちなのが、自分を責めること。
「何でOOO出来なかったんだろう」
「私、こんなことも出来ないなんてバカだ」
「私が弱いからこうなったんだ」
「私本当ダメ、どうしようもない」
自分自身を責める言葉というのは、他の誰に言われる言葉よりも心が傷つきます。
なのでとにかく今すぐ止めます。
自分を責める言葉を言えば言うほど、辛い事は起き続けます。
「いつもの道=自分を責める」なのであれば、
「新しい道=自分を励ます、褒める」を意識的にするのです。
嘘でも良いんです!
ポジティブで自分を騙して良いんです!
何でもない些細な事と思えるものから、褒めていきます。
「私よくやってる」
「あの状況でこれが出来て十分」
「偉い」
「私頑張ってる」
鏡に向かって自分を褒める、自分に笑いかける、あと、自分自身を抱きしめる!
冗談のように聞こえるかもしれませんが、こういうのが何気にすごい効果あるんです!
”希望”を持つ
希望の光を見続ける、希望を持ち続ける、、、なんて、一昔前の暗い小説に出てきそうな言葉ですが、やっぱり人間にとって、「希望の光」ってすごい威力を発揮するんです。
ボーッと明るい展開を妄想する。
”希望の光”のイメージを頭の中でしてみる。
文字通り、希望を持つ。
「必ずよくなる」
「大丈夫」
「もうすぐだ」
真っ暗な部屋で、ろうそくに火をつけると、すごくすごく明るくて、眩しいの知ってますか?
たった一本の細いろうそくの火が、驚くほど明るいんです。
”希望の光”って、まさにそれなんですね。
とにかくしつこく、希望を持つ!これです。
自分のわがままを聞いてあげる
辛い事が重なって苦しい時は、自分のわがままを許してあげてください。
たまには思いっきり自分勝手しても良いんです!
思いっきり自分を甘やかして、わがままを許すとき、脳内で幸せホルモンが分泌されます。
そうすると、落ち着き、安心、温かさを感じられるようになります。
安心感を感じられると、一瞬でストレスやネガティブな感情への耐性が上がることがわかっています。
辛い、苦しい時は、思う存分わがまましてください。
許されるから大丈夫。
こちらの記事が少しでも何かの助けになるヒントになれば嬉しいです。
参考:Witkin, G. Ph.D. (2022) : “Finding peace when the pieces are falling apart”, Psychology Today
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