ソフトドリンクと鬱の関係

みなさん、ソフトドリンク、清涼飲料、炭酸飲料を日常的に飲んでいませんか?

コーラを毎日、水分補給としてお水にフレーバーや甘味が入ったもの、暑くなってきてスポーツドリンクなど、頻繁に飲んでいませんか?

もし定期的にはっきりとした理由が分からず、孤独感やひどい落ち込み、鬱状態になるとしたら、毎日飲んでいるものが原因かもしれません。

アメリカでの興味深い研究結果が出ていたので、シェアしたいと思います。

これを読んで、毎日飲む物を考えてくれたら嬉しいです。

日本は随分前から自殺者数が多い国だと言われているのを聞いたことがあるかもしれませんが、

現在自殺は世界全体の15歳~29歳の死因の第四位、アメリカの10歳~34歳の死因の第二位だそうです。

原因として挙げられているのが、鬱病、強いストレス、幼少期の不運、運動不足、遺伝的原因、そして食べ物

過去に、甘いソフトドリンクの摂取量が若者の孤独感、スクリーンの前で座りっぱなしでいる時間の長さ、肥満体質、暴力性、精神的な不健康さ、そして自殺願望と密接に関係しているという研究結果が発表されました。

今現在、世界中の若者は以前よりも多くの時間をスクリーンの前で座ったままで過ごし、更に、その時間をソフトドリンクを飲みながら過ごしています。

そして最近の研究で、ソフトドリンクの摂取+運動量+睡眠時間が、鬱と自殺願望とどのように関係しているか調査が行われました。

結果は、男子、女子ともに、一日3回ソフトドリンクを飲む若者の間で、自殺願望、自傷行為が非常に高いと言うことが分かりました。

一日1~2回ソフトドリンクを飲む女子は、飲まない女子よりもリスクが高いことも分かりましたが、運動量、睡眠時間からは、あまり違いが出なかったそうです。

男子に関しては、座りっぱなしの状態が長いほどリスクが高く、睡眠時間が短いほどリスクが高い、と言う結果が出たので、男子にとっては運動をする、十分な睡眠を取ると言うのが鬱を軽減するとても大切な要素ということです。

この研究は10歳~34歳が対象でしたが、全ての年齢層に当てはまると思います。

まず、ソフトドリンクを毎日飲んでいる方は、摂取を減らす事がとても重要です!

甘いソフトドリンク、清涼飲料、炭酸飲料は、日常的に飲めば太る、体に悪い、というのは多くの方が理解していると思いますが、心の健康、精神状態にも悪影響があります。

毎日飲む物を変える、というのは簡単に出来る事ですよね。

お金を払って病院に行くわけではないし、セラピーを受けに行くというわけでもない。

なので、ソフトドリンクはすぐに減らしましょう!

私もニューヨークに住んでいた頃は、ピザにはコーラ、という感じで、頻繁に飲んでいました。

そして私も、周りの人も定期的に気分が落ち込む時期が来ていて、

「ニューヨーク病だね」なんて言っていましたが、今思うと食べていた物も関係していたと思います。

そして後は、適度な運動と睡眠。

日本人は本当に睡眠時間が短い。

寝てください!!

十分に睡眠を取ってください。

心の健康を保つのに、睡眠は不可欠。

こちらの記事が少しでも何かの助けになるヒントになれば嬉しいです。

参考:Wenk, G., Ph.D. (2022) : Do soft drinks play a role in adolescent suicide? (2022), Psychology Today

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この記事を書いた人

認定催眠療法士。RTTヒプノセラピスト。
No planでアメリカに飛び込み心理学を勉強。
不思議な心のことや心理学のことを気ままに発信しています。
少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。

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