原因不明の体調不良

原因不明の体調不良に悩まされていますか? どんな薬を飲んでも改善しない症状に悩まされていますか?

それが頭痛や腹痛でも、吐き気や息苦しさ、呼吸の浅さでも、もしかしたら原因は「心」にあるかもしれません。

“The feeling that cannot find its expression in tears will cause other organs to weep”

これはあるセラピストの言葉で、直訳すると「涙で表現できない感情は、体の他の部分で泣く」

つまり、悲しみ、苦しみ、痛みの涙を流せない時、その感情は他の形で出てくる、という意味です。

涙を流すことで表現できなかった苦しみは、自分では想像もつかない方法でその苦しみを表現するのです。

怒りや嫌な気持ちを我慢し続けて、胃が痛くなった、という経験をしたことがあるという方、多いと思います。

ネガティブな感情を表現することが出来ないで押し込める時、体の中に貯まります。

そして何らかの形で解放しない限り、その感情は自分の中で留まります。

そして何とか外に出ようと、「表現方法」を探します。

クライアントで、何年もの間、耳鳴りに悩まされている方がいました。

病院で検査しても、何も異常なし。原因も分からないので、治療することも出来ず、長い間悩まされていました。

セッションで原因を探ってみると、幼い頃から繰り返し経験した「孤独」「寂しさ」が繰り返し出て来ました。

更に深く掘り下げてみると、耳鳴りは寂しさを感じた時に気を散らし、紛らわせる働きをしていたことが分かりました。

同時に、耳鳴りがいつもどこでも一緒にいる”友達”のような役割を果たしていて、安心感を感じるためだったと分かりました。

このケースの場合、子供の頃に繰り返し感じた寂しいという感情が表現され、理解されることがなかったため、”耳鳴り”という方法で表現されていました。

あなたが原因不明の体調不良や、何をしても改善しない症状を抱えているとしたら、

もしかしたらその原因は心にある悲しみ、苦しみ、痛みかもしれません。

何とか気付いて欲しくて、

何とかして外に出して欲しくて、

「ここにいるよ」と必死で伝えているかもしれません。

あなたにサインを送っているのかもしれません。

そういう時は、一旦立ち止まって、その痛みをじっくりと感じてみること。

そして、痛い部分、調子が悪い部分とじっくりと「会話」してみるのです。

「なんであなたはそこにいるの?」

「私に何を伝えようとしているの?」

一番最初にフッと浮かんだ事が大体合っています。

人間にとって、直感は何より正しいんです。

1時間考えて出した結論より、3秒で出た結論の方が絶対正しい。

フッと浮かんだ事があれば、それを受け止めます。そして手放します。

手放すのは簡単。

理解=解放

理解した時点で、大部分はすでに解放されています。

出来る方は瞑想などで深いリラックス状態で出来ればBetter

どうしても自分では難しいという方は、セラピーなどがオススメです。

こちらの記事が少しでも何かの助けになるヒントになれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

認定催眠療法士。RTTヒプノセラピスト。
No planでアメリカに飛び込み心理学を勉強。
不思議な心のことや心理学のことを気ままに発信しています。
少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。

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