イメージングで引き寄せ

今日はイメージングのパワーについてのお話です。

高校を卒業して日本を出た私は、日本では車の運転免許を取ったことがなく、海外の免許証からの切り替えが必要でした。

海外では長年運転してきて、運転も慣れているし、今まで事故なども一度も起こしたことはないし、実際運転には結構自信がありました。

初めのドライビングテストの日、経験したことのない独特の日本の雰囲気になんだか不安な気持ちになりました。

試験官の雰囲気や、運転ルートや細かなルールなど、他の国にはない変な威圧感を感じ、すっかり不快になってしまい、後で気付いたのですが、心の中は、

「なんか自信ないな・・・」

「私出来るかな(いや、難しそう)」

「合格できそうな雰囲気じゃないな・・」

と、言ってしまっていた!

そうすると本当面白いほど体は実現してくれるもので、誰もが覚えていてミスする事がない、”止まれ”のサインで止まらなかったのです。

その前にあった運転試験の最難関パートをクリアしたのに、なぜかあの真っ赤な”止まれ”の標識が私の視界には入ってこなかったのです。これで即失格。

試験官に指摘された後も、しばらく”止まれ”を見つけられなかったくらい、私の体はしっかりと心の言う事を聞いてくれてしまっていました。

2回目の試験が1ヶ月先だったので、これはチャンス!と思い、自分にヒプノの音声を作り、聞き込みました。

運転免許ドライビングテストの2回目。

実地練習は1度もしなかったけど、1ヶ月イメージして心の中で何度も何度も、完璧に運転しました。

イメージ中ではすでに合格していました。

終わった瞬間、試験官に「すごい練習したね!」と言われ、合格をもらいました。

実際は、前回からこの1ヶ月、一度もハンドルは握ってないし、運転もしませんでした。でも、鮮明にイメージングを繰り返しました。

アスリートにとって、イメージングの力は必須!

メダリストや強いスポーツ選手、チームは必ずイメージングを利用しています。

イメージングのリサーチであるスポーツチームが3つのグループに別れて実験しました。

①実際の練習のみ、

②イメージングのみ、

③練習&イメージング。

数ヶ月後パフォーマンスの上達を計ったところ、②イメージングのみのグループが一番上達していました。

イメージングの力で潜在能力が開き、そのイメージを実現するためにエネルギーが注がれ、才能が開花していくという結論になりました。

オススメ

どんなパフォーマンス向上にも、とにかくイメージング!

逆に、鮮明にイメージできない時、それは現実に結果として現れないです。

繰り返しイメージングして、そのイメージの自分が実際に体にしっくりと重なる感覚があるまで繰り返す。その決定的瞬間をありありと描く。そして達成した時の感情を溢れるほど感じる。

こちらの記事が少しでも何かの助けになるヒントになれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

認定催眠療法士。RTTヒプノセラピスト。
No planでアメリカに飛び込み心理学を勉強。
不思議な心のことや心理学のことを気ままに発信しています。
少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。

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